2009年03月25日

ジナラブ

Bar Blen blen blen  宿口 豪 http://www.blenblenblen.jp

遅ればせながら、「渋谷B+2」@SECO LOUNGE、おかげさまで無事に終了いたしました。
250名を超える方々にお越しいただき、楽しく賑やかなパーティーとなりました。
忙しい合間を縫って出演して頂いたアーティスト・DJの皆さん、そしてなにより当日遊びに来てくれたパーティー・ピーポーの皆さん、本当にありがとうございました〜!やったゼ!

イベント終了後は軽いお疲れ様会でした。日曜の深夜ということで目星い店が思いつかず、「やるき」まんまんな居酒屋に落ち着くことに。オリジナル焼酎「喜んで81」というシュールなボトルを発見、「カシャーサ51」みたいでなんか笑えました。

さて、そんな打ち上げの席でのこと。

90年代初頭に一世を風靡した渋谷系(と呼ばれた音楽)の話題に触れた折、僕が「ジナラブ、カッコいいよね〜」なんて言ったもんだから、さあ大変。

「ジナラブなんて言わないよー」「オリラブでしょ〜」「そんな言い方聞いたことねーよ」etc…集中砲火ですワ。

いやいや、当時多くの人がそう呼んでいたんですよ。少なくとも渋谷近辺では「ジナラブ」だったんだってば(『接吻』以降「オリラブ」って表記になったような気がする)。

ええ、別にどっちでもいいんですよ。ただ、なんかオモロいなーと思ったワケです、省略の仕方、呼び方の違い。誰が決めたんでしょうね。

確かに、普通に省略すれば「オリラブ」のハズですよ。
小沢健二は「オザケン」だし、山下達郎は「ヤマタツ」(僕は「たつろう」と呼びますが)で、ケンドーコバヤシは「ケンコバ」、ドラゴン・クエストは「ドラクエ」、「世界の中心で愛を叫ぶ」は「セカチュー」なワケですから。
ブラジル関係でいくと、アシェーの聖地・バイーア州のポルトセグーロは、日本のアシェー好きには「ポルセグ」って呼ばれてますな(「ワンセグ」みたい?)。
それが何故か「ジナラブ」。うーん、不思議だ。

皆さんはどっちで呼んでいましたか?(あと、全然関係ないけど「小林くん」って必ず「コバくん」になるけど、「山田くん」は「ヤマちゃん」になりませんか?)

ちなみにフリッパーズ・ギターは当時「パーフリ」って呼ばれてましたね。なんで業界用語風(=ジャズ界用語風)だったんだろ。でも「フリギタ」とは言いづらいし、苦肉の策だったのか?

アーティスト名、どう略すか。オモロイなあ。

近いところでは横浜の新進気鋭小サンバ集団mocidade vagabunda(モシダーヂ・ヴァガブンダ)のことを、僕はついつい「モシダーヂ」って言っちゃうんだけど、オフィシャルでは「mv(エムヴイ)」らしい(ちなみにファミレスのロイヤルホストって「ロイホ」じゃなくて、オフィシャルでは「ロイヤル」っぽいんだよな)。

あとファースト・ネームで呼ぶか、ファミリー・ネームで呼ぶかっていうのもありますよね。

ジョン・レノンは「ジョン」、ジョー・ストラマーは「ストラマー」。ポール・マカットニーが「ポール」でポール・ウェラーは「ウェラー」。
これはまあ、年功序列というか、単純に出てきた順ですわな。

ジョン・コルトレーンは「コルトレーン(トレーン)」、マイルス・デイヴィスは「マイルス」、ウェイン・ショーターは「ショーター」。
ありがちな方を避けるのが定説なのでしょうが、ジャズメンは世代によっても呼び方が違いそう。
イメージではファミリー・ネームが多い気がするなあ。
そもそも略すのってジャズ関係者から始まったっぽいッスよね。
コレは奥が深そうだ。今度中原仁さんにじっくり伺おうかと思います。


さて、でも何だかんだ言って、自分が慣れ親しんでいるものとは別の略称を耳にしたときって、やっぱり違和感がありませんか?ちょっとムカついちゃったりしませんか?

友人がカエターノの事を「ベローゾ」と言ったときは、「カエターノいいよね〜」なんて無駄に繰り返しちゃったり。ホントどっちでもいいんですけどね。

A Tribe Called Questのことをスチャダラ・ファンの友人が「クエスト」と言っていたときも、「トライブ」だろ!なんてツっこんでみたり。あ〜、ホントどうでもいいコトだ〜。

こういう意識って「お前、分かってね〜な〜」って思ってることの表れなのでしょうかね。「オレの方がお前より知ってるんだゼ」みたいな。
「ジナラブ」ということで「オレはずっと昔から好きだったんだゼ〜」ってことがアピールしたかったのか?

だとしたら小っちぇ〜な〜、俺(涙)、転じて人類(一緒にするなってか)。


略称はあくまで便宜的なものだから別に何でもイイんですよね。各個人が呼びたいように呼べばいい。カッコイイ音楽であれば「コレはテクノかハウスか」なんて厳密に区別する必要がないのと同じで。
誰が何と呼ぼうが、グッド・ミュージックであることが重要なんですね、ハイ。

そしてグッド・ミュージックはシェアし合ったほうが絶対楽しいハズだから、同じものが好きな人同士、無理して仲良くなる必要はないと思いますが、どっちが正解かとか追及しなくていいと思いまーす。

ジナラブでもオリラブでもどっちでもいい。ただ『夜をぶっとばせ』を共に聴こうじゃないか!ミタイナ。

以上、近年「シャレオツだね」etc…ふざけて業界用語を使っていたら完全にクセになり、若者にドン引きされることも多くなってきたバーテンの淋しい独り言でした、チャンチャン。

<追記>
ちなみに田島貴男ご本人はジナラブもオリラブも気に入ってないようですね。「俺はオリジナル・ラブだ!」みたいな。そういえば、かつて渋谷公会堂で「俺は渋谷系じゃねー!」って叫んだ有名なエピソードもあるし、彼らしくてグッときます。
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2009年03月21日

渋谷シアターTSUTAYAでライヴ出演者募集中!

Vinicius1_main.jpg

映画『ヴィニシウス〜愛とボサノヴァの日々〜』がいよいよ4月18日(土)から渋谷シアターTSUTAYAで公開されますが、この公開を記念して劇場1階のカフェ「Prologue」でボサノヴァライヴが行われます。現在出演者を募集中なので、我こそはという方は応募してみてはいかがでしょうか。詳細は以下で!

http://www.theater-tsutaya.jp/pc/news/?id=106

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2009年03月17日

ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート ジャパン・ツアー2009

あのサンバ・ノヴァ成田さんが、またまた素晴らしいコンサートを企画しています。これは行かないと後悔する内容です。

―NRT presents―
レーベル設立5周年記念企画

ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート ジャパン・ツアー2009
RENATO MOTHA & PATRICIA LOBATO Japan Tour 2009

ボサノヴァ以来の“詩的体験”。
今もっとも良質で洗練されたブラジル音楽を奏でるデュオ、
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートによる初来日公演が決定。

企画・制作: NRT
協力: ラティーナ
後援: 文化放送 UNIQue the RADIO

※チケットのご予約については、各会場/プレイガイド/予約窓口までお問合せ下さい。

総合お問い合わせ窓口:
NRT
info@nrt.jp

さらに詳しくはこちらへ→http://www.nrt.jp/blog/2009/

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2009年03月11日

barquinhoでカシャーサ有料試飲会を行います。

cachaca.jpg

直前の告知になり、申し訳ございませんが、3月15日(日)にバルキーニョにてカシャーサの有料試飲会を行います。

カシャーサの輸入を行っている“ぷろじぇくとT&R”さん主催の今回の試飲会は、ミナス・ジェライス州のカシャーサに焦点を当てて開催いたします。
詳細は以下になりますのでご確認ください。

【日時】3月15日(日)16時〜18時
 試飲会終了後は24時まで通常営業いたします。

【料金】3,900円 (ミナス料理のおつまみ付き)
 カシャーサに限りがありますので予約制とさせていただきます。
    
【予約方法】メールもしくはお電話でお問い合わせください。
    03-3476-3097
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2009年03月10日

ボサノヴァとライトユーザーと日本のブラジル音楽事情、あるいはネット音楽の未来・2

 林伸次 http://barbossa.com/

 というわけで、インターネットと音楽の関係を考えてみます。

 やっぱり「CD」は末期状態だと思います。
 でも今の配信音楽の環境もどうも納得いっていません。

 で、考えたのですが、こんなのはどうでしょうか?

 まずPCを一台購入したら、必ず毎月1万円くらいを払う協会のようなものに強制的に加入させます。そしてそのPCを使ってネット空間にアクセスすればありとあらゆるソフトが全部無料になるのです。ソフトは音楽や小説や映画はもちろん、ウインドウズやリアル・プレイヤーなんかのソフトも全て無料で使えるわけです。

 じゃあ、どうやってそのソフトの開発者や音楽家はお金をもらうのか? 
 例えば私がビートルズのアビー・ロードを聴きにいって、一回クリックしますよね。するとそのクリック回数をカウントして、協会から印税が支払われるわけです。「いつ聴きに行っても全てが無料」という環境を作ってしまえば、ソフトを違法にコピーして安く売るという業者の存在は意味がなくなってしまいますよね。そして印税は現在の日本のジャスラックのように曖昧なお金の回収の仕方ではなくなりますよね。だって、確実にクリック回数だけが全てなんですから。

 勘のいい人はもうおわかりと思いますが、このブログを読んだのもカウントされていて、ゴウさんと東野さんと私に印税はその協会から支払われるわけです。もちろんどのブログに参加するのも全部が無料だから、一度インターネットという環境に参加すれば本当に誰もが「表現内容でお金持ちになるチャンス」があるわけです。

 やっぱりインターネットの優れた特徴は、全ての情報が無料で、全ての情報が対等、ということだと思います。そして、それを推し進めていったらもうこのシステムしかないな、と思うわけなんです。
 もちろん既得権益という問題があるから多くの組織(例えばジャスラック)や中国のような国がこのシステムに賛成しないとは思うんです。
 でも、優秀な芸術家やソフト開発者を守り、彼らの生活や未来を安定させるのはこのシステムしかないとみんな納得できると私は信じます。
 
 で、一方ではいつまで経っても「いや音楽ソフトはパッケージされたものが好き」という人はいます。そんな人達にはやっぱりデジタル・ソフトではなくアナログ・レコードを用意しましょう。ジャケットも昔のように大きいあれです。無料でいつでもその音楽が聴けるのに「いやいやこれだけはアナログで」なんて人がいるわけです。もちろん新聞だって、あの朝ごはんを食べながら両手で広げて読むのが好き、なんて人がいるわけです。良いと思いませんか?

 このシステム、おそらく国や国連といった国際的で公的な機関が介入しないと実現しないとは思います。そして各国の税金からもかなりの補助が必要なのでは、と思います。
 でも、でも、このシステムこそが全ての芸術家やソフト開発者を最終的には救う唯一の方法だと思います。

 以上、「ブラジル音楽の試聴問題」からおもいっきり話をぶっ飛ばして、いきなり核心だけ語ってみました。
posted by ベーマイストレス at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年03月09日

楽しめましたか?

 昨日はお忙しい中、たくさんの方々に来場いただいて、どうもありがとうございました。
 演奏、DJの方もお疲れ様でした。

「赤いのを付けた」、良い人はみつかりましたか?
 私(林)はイマヒトツどう動いていいのかわからず、あまり仲人が出来なくてすいませんでした。特に20人も美男美女を連れてきてくれたJALの山田さんにはごめんなさいです。
 でも、中には良い出会いもあったようでちょっとほっとしてます。

 でも↓東野さん、笑えましたよね。
posted by ベーマイストレス at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

ありがとうございました!

おはようございます。
今、打ち上げ2次会から帰宅したバルキーニョ東野です、
本日はほんとうに沢山の方々にご来場いただき感激しております。
また、ライヴ、DJの方々の素晴らしいパフォーマンスにも感動いたしました!
みなさまどうもありがとうございました。

それでは、ここで本日のマルコス・ヴァーリの元ネタをご覧くださいませ。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=5Wpyj6GlXpQ
posted by ベーマイストレス at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年03月05日

ちょっと報告2

 bar bossaの林伸次です。ちょっと報告第2弾です。

 イベントのフライヤーは以下の店舗で配布させてもらっております。お店の方、どうもありがとうございます。みなさん、以下のお店に立ち寄りましたら、いつもよりもたくさんお金を落として下さい。

渋谷アプレミディ 
鎌倉cafe vivement dimanche
新宿ディスクユニオン4F
青山スパイラルレコード
代官山コルジャ
代々木上原ナイマ
三軒茶屋シュガー・バー
渋谷ミリバール
渋谷宇田川 LOVRS ROCK
銀座アフウネ

 さて、先日、DJの中村さんが雪の中bar bossaに来店してくれて当日のイベントの話を少ししました。中村さんがちょっと心配しているのは「ライブが目的のお客さんが多いと、どうしてもDJタイムは雑談やトイレ、ドリンク時間となり音楽に注目してくれなくて大変なんですよね」ということでした。
 なるほど。わかるような気がします。

 でもみなさん。今度のイベントのDJはホントに東京のブラジル音楽周辺シーンのトップクラスですよ。この人達の誰か一人が出演するというだけで何百人もお客さんが動くDJばかりです。こんなにすごいメンツがずらり揃ってこんな金額で楽しめるイベントってちょっとないです。

 「DJってあまりよくわからなくて…」なんて方も今回のイベントはいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと視点を変えて現在のストリート感覚のブラジル音楽を身体で感じて帰るのも良い体験だと思います。ブラジル音楽って本来はお酒を飲みながら、女の子に声をかけながら、楽しく踊ろう、っていう音楽でしょ。ガンガン酔っ払ってガンガン踊ってください。えーと、私が生まれた徳島という地域に阿波踊りというダンスミュージックがありまして、こういう歌詞があります。「踊るアホウに見るアホウ。同じアホなら踊らにゃそんそん!!」。http://www.youtube.com/watch?v=KONKcBvRHt8 


 もうひとつ報告です。
 当日来た人だけに配られるフリーペーパーというのもあります。お楽しみに!
 
 あ、本人は恥ずかしがって言わないのですが、フライヤーとフリーペーパーはbarquinho東野さんのデザインです。デザイナー東野龍一郎もよろしくです。
 
 なお、当日、入り口で混雑してしまったらお目当てのライブ、DJが見れないかも、なんてことのないように、前売り券のお買い求めをオススメしております。何度もすいませんが、よろしくお願い致します。

 ではみなさん当日お待ちしております。
posted by ベーマイストレス at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年03月04日

リハやってます!

barquinhoヒガシノです。

いよいよB+2のイベントが迫ってきましたね!

というわけで、本日barquinhoでpecomboとリハをいたしました。って、なんでヒガシノが?って思われる方もおられるかもしれませんが、フライヤー、その他でpecomboの最後にand R.Hと書かれているのは実はヒガシノリュウイチロウのことなのでした。まぎらわしい表記でスイマセン。
今回、pecomboにお願いして1曲ヴォーカルで参加させていただくことになったのですが、自分史上初のハンドマイク&振り付け付きです!

ここでpecomboの事を少し紹介させていただきますね。
pecomboを最初に知ったのは確か、僕が渋谷のspuma等で演奏していた6〜7年前だったと思います。
日本でブラジル音楽から影響を受けた活動をしている人は数あれど、クアルテート・エン・シーに憧れてコーラスグループをやっている人達を見たのは初めてで衝撃的でした。しかも振り付け付きで衣装にも凝ったエンタテイメント性の高いグループっていうのは前代未聞で、今だに他に例を見ない希有なグループだと思います。
今回はpecomboのレギュラーメンバーにプラスして、中西文彦さんのギター、古尾谷悠子さんのパーカッションを加えてアコースティックかつグルーヴィーに楽しませてくれますよ!
pecomboのメンバー、ディスコグラフィ等は以下のサイトでチェックしてください。↓

http://www.pecombo.jp/

以前から自分とは全く違うスタイルで演奏するpecomboを見るたび「楽しそうだなぁ、一回僕もやってみたいなぁ」と思っていたので、今回立場を利用して無理やりお願いし、1曲参加させていただけることにたったという次第です。僕のヘタクソなコーラス&振り付けでpecomboを邪魔してしまうかもしれませんが、なんとか1曲だけ我慢して笑ってやってください。もちろん、pecomboはいつも通り楽しいステージをたっぷり聴かせてくれると思うので、こうご期待!3/8 SECO LOUNGEでお待ちしております!
posted by ベーマイストレス at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ