2009年04月01日

ヴィニシウスの魅力

barquinho ヒガシノリュウイチロウ http://barquinho.biz/

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 前回、映画『〜愛とボサノヴァの日々〜』について書かせていただきましたが、劇場公開日が4月18日に決定しましたよ。公式サイトもオープンしているので、ボサノヴァファンはぜひチェックしてみてください。

http://www.vinicius.jp/

 というわけで、せっかくこんな良い映画が渋谷で公開されるのだから今回もこのネタで書いてみます。
 「で、ヴィニシウスって誰?何をした人?」というのが、ごく一般的な反応なのではないかと思うのですがどうでしょう。実際、僕自身もボサノヴァを聴き始めた頃は、ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビン、アストラッド・ジルベルトなど表舞台で活躍した人に興味が向きがちで、ヴィニシウスについては「“イパネマの娘”の作詞した人でしょ」ぐらいの認識でした。そして今だって、何も見ずにすらすらとヴィニシウスを語れるかというと、ぜんぜんそんなことはないので、これを機に調べながら書いてみます。まずはこんな時に便利なサイトがあるのでそこに飛んでみましょう。

http://cliquemusic.uol.com.br/

このサイトにはヴィニシウスに限らず、たくさんのブラジリアンアーティストのバイオグラフィとディスコグラフィが掲載されています。僕もかつて大変お世話になりました。そしてヴィニシウスのページはココ↓

http://cliquemusic.uol.com.br/artistas/vinicius-de-moraes.asp

もちろんポルトガル語で書かれているので、ポル語が得意でない人には意味がなさげに思えますが、世の中にはポル語を訳してくれる翻訳サイトもちゃんとあるんですよね。↓

http://www.excite.co.jp/world/portuguese/

さあ、ここにcliquemusicのバイオグラフィをコピペして読んでみよう〜〜〜!って、やってみるとやっぱりあいかわらず翻訳ソフトって笑える結果が出ますわ…。まず、ポル語は通常主語が省かれているのでいきなり「彼/彼女は〜」なんて始まりになってしまいます。orz。でも、まあしかし全部を辞書を引きながら読むよりは断然楽ですね。ただ、笑えるのが曲名表示。「Ipanemaの女の子」っていうのはわかるけど、「Longingの十分な量」って何?(答え:Chega de Saudade)「私がLoveを決意するi Know」(答え:Eu Sei que Vou Te Amar)ってなんで英語になるねん(笑)。他にも「パスの愛」「ものリンダ」「あなたとMe(カルロス琴座で)。」とか爆笑の連続です。つかルー大柴か(笑)。奈良Leoなんてのもありました。

なんて遊んでないでヴィニシウスバイオを要約してみますと。

1913年10月19日リオで生まれる。
1933年 初めての詩集を発表する。
英国オックスフォード大学で学んだ後、外交官となる。
1954年 戯曲『オルフェウ・ダ・コンセイサォン』を発表。後に映画『黒いオルフェ』としてリメイクされ、カンヌ映画祭でグランプリを受賞。
1958年 エリゼッチ・カルドーゾが「シェガ・ヂ・サウダーヂ」を含むアルバム『カンサォン・ド・アモール・ヂマイス』を発表。
1962年 ジョアン・ジルベルト、トム・ジョビンらとともに、リオのナイトクラブ“オー・ボン・グルメ”のステージに立つ。同年バーデン・パウエルと知りあい、一連のアフロ・サンバ作品を共作。
1965年 ナイトクラブ“ズンズン”のステージでクアルテート・エン・シーをデビューさせる。
1968年 外交官から引退。
1970年代はトッキーニョと共に活動。数々の作品を作り世界を回る。
1980年 没

なんか、早足すぎてその凄さが伝わっているかどうか不安ですが、とにかくヴィニシウスはジョビンを始めとする主要なボサノヴァのソングライターに多くの詩を提供し、ボサノヴァの詩の世界を芸術性の高いものにした功労者といえるでしょう。なんて、書くとなんかかた苦しい詩人のオッサンなんじゃないの?っていう感想を持ってしまう人もいると思うので、こんな映像を紹介いたします。



この白髪の人物がヴィニシウスです。サンバタウンのゼジさんが、ココで書いてくれてますが、僕は以前この映像を見てある媒体に「豹柄のクロスをあしらったテーブルで、ウイスキーをやりつつ手をひらひらさせながら歌うヴィニシウス…はっきりいって異様。」って書いてしまいました。だってこりゃ勝新でしょう(笑)輝かしいキャリアを持つインテリなのに、無類の酒好き、女好きで9回も結婚してしまうヴィニシウス。そんな彼の人間的魅力が詰まった映画『〜愛とボサノヴァの日々〜』を観た後はぜひB+2各店でお酒を浴びるほど飲みましょ〜!
 そうそう、この映画に合わせてB+2ではオリジナルカクテルを企画中です。飲んでくれた人にはなにかいいことあるかもよ!!!

posted by ベーマイストレス at 05:28| Comment(0) | ブログ