2009年03月09日

楽しめましたか?

 昨日はお忙しい中、たくさんの方々に来場いただいて、どうもありがとうございました。
 演奏、DJの方もお疲れ様でした。

「赤いのを付けた」、良い人はみつかりましたか?
 私(林)はイマヒトツどう動いていいのかわからず、あまり仲人が出来なくてすいませんでした。特に20人も美男美女を連れてきてくれたJALの山田さんにはごめんなさいです。
 でも、中には良い出会いもあったようでちょっとほっとしてます。

 でも↓東野さん、笑えましたよね。
posted by ベーマイストレス at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

ありがとうございました!

おはようございます。
今、打ち上げ2次会から帰宅したバルキーニョ東野です、
本日はほんとうに沢山の方々にご来場いただき感激しております。
また、ライヴ、DJの方々の素晴らしいパフォーマンスにも感動いたしました!
みなさまどうもありがとうございました。

それでは、ここで本日のマルコス・ヴァーリの元ネタをご覧くださいませ。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=5Wpyj6GlXpQ
posted by ベーマイストレス at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年03月05日

ちょっと報告2

 bar bossaの林伸次です。ちょっと報告第2弾です。

 イベントのフライヤーは以下の店舗で配布させてもらっております。お店の方、どうもありがとうございます。みなさん、以下のお店に立ち寄りましたら、いつもよりもたくさんお金を落として下さい。

渋谷アプレミディ 
鎌倉cafe vivement dimanche
新宿ディスクユニオン4F
青山スパイラルレコード
代官山コルジャ
代々木上原ナイマ
三軒茶屋シュガー・バー
渋谷ミリバール
渋谷宇田川 LOVRS ROCK
銀座アフウネ

 さて、先日、DJの中村さんが雪の中bar bossaに来店してくれて当日のイベントの話を少ししました。中村さんがちょっと心配しているのは「ライブが目的のお客さんが多いと、どうしてもDJタイムは雑談やトイレ、ドリンク時間となり音楽に注目してくれなくて大変なんですよね」ということでした。
 なるほど。わかるような気がします。

 でもみなさん。今度のイベントのDJはホントに東京のブラジル音楽周辺シーンのトップクラスですよ。この人達の誰か一人が出演するというだけで何百人もお客さんが動くDJばかりです。こんなにすごいメンツがずらり揃ってこんな金額で楽しめるイベントってちょっとないです。

 「DJってあまりよくわからなくて…」なんて方も今回のイベントはいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと視点を変えて現在のストリート感覚のブラジル音楽を身体で感じて帰るのも良い体験だと思います。ブラジル音楽って本来はお酒を飲みながら、女の子に声をかけながら、楽しく踊ろう、っていう音楽でしょ。ガンガン酔っ払ってガンガン踊ってください。えーと、私が生まれた徳島という地域に阿波踊りというダンスミュージックがありまして、こういう歌詞があります。「踊るアホウに見るアホウ。同じアホなら踊らにゃそんそん!!」。http://www.youtube.com/watch?v=KONKcBvRHt8 


 もうひとつ報告です。
 当日来た人だけに配られるフリーペーパーというのもあります。お楽しみに!
 
 あ、本人は恥ずかしがって言わないのですが、フライヤーとフリーペーパーはbarquinho東野さんのデザインです。デザイナー東野龍一郎もよろしくです。
 
 なお、当日、入り口で混雑してしまったらお目当てのライブ、DJが見れないかも、なんてことのないように、前売り券のお買い求めをオススメしております。何度もすいませんが、よろしくお願い致します。

 ではみなさん当日お待ちしております。
posted by ベーマイストレス at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年03月04日

リハやってます!

barquinhoヒガシノです。

いよいよB+2のイベントが迫ってきましたね!

というわけで、本日barquinhoでpecomboとリハをいたしました。って、なんでヒガシノが?って思われる方もおられるかもしれませんが、フライヤー、その他でpecomboの最後にand R.Hと書かれているのは実はヒガシノリュウイチロウのことなのでした。まぎらわしい表記でスイマセン。
今回、pecomboにお願いして1曲ヴォーカルで参加させていただくことになったのですが、自分史上初のハンドマイク&振り付け付きです!

ここでpecomboの事を少し紹介させていただきますね。
pecomboを最初に知ったのは確か、僕が渋谷のspuma等で演奏していた6〜7年前だったと思います。
日本でブラジル音楽から影響を受けた活動をしている人は数あれど、クアルテート・エン・シーに憧れてコーラスグループをやっている人達を見たのは初めてで衝撃的でした。しかも振り付け付きで衣装にも凝ったエンタテイメント性の高いグループっていうのは前代未聞で、今だに他に例を見ない希有なグループだと思います。
今回はpecomboのレギュラーメンバーにプラスして、中西文彦さんのギター、古尾谷悠子さんのパーカッションを加えてアコースティックかつグルーヴィーに楽しませてくれますよ!
pecomboのメンバー、ディスコグラフィ等は以下のサイトでチェックしてください。↓

http://www.pecombo.jp/

以前から自分とは全く違うスタイルで演奏するpecomboを見るたび「楽しそうだなぁ、一回僕もやってみたいなぁ」と思っていたので、今回立場を利用して無理やりお願いし、1曲参加させていただけることにたったという次第です。僕のヘタクソなコーラス&振り付けでpecomboを邪魔してしまうかもしれませんが、なんとか1曲だけ我慢して笑ってやってください。もちろん、pecomboはいつも通り楽しいステージをたっぷり聴かせてくれると思うので、こうご期待!3/8 SECO LOUNGEでお待ちしております!
posted by ベーマイストレス at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年02月27日

スロー酩酊のススメ

Bar Blen blen blen  宿口豪 http://www.blenblenblen.jp

いやあ、自分を見ているようでなんか複雑でしたわ。

戦後最大の世界的金融危機に対する日本からの回答が"泥酔"。

開き直って釈明会見も酩酊してやれば面白かったのに。「ごっくんはしてません、グビグビでした、フゥー」とか言いながら。

ついでに泥酔キャラで芸能界入りしてブレイクしちゃったら面白いのになぁ。
髭男爵と「政界よりオモロイやないか〜い」って乾杯なんていかがでしょうか。

冗談はさておき、国の代表があれじゃ、やっぱりイカンですよねぇ。

でも正直、人が酩酊してる顔ってなんか憎めないんですよ。
いや、中川前財務相は勿論話になりませんけどね。

顔の話しです。

賑やかな酒の席で素面な人よりは、酔っ払っちゃってる人の顔の方がいいじゃないスか。
無防備というか、平和というか。

日本に足りない要素のひとつですよ、酩酊顔。

日本人の飲み方って、集団でワッと急ぐようにアルコール摂取して一気にハイまで到達して、ギャンギャン騒いで無礼講モードに突入、他人に迷惑をかけつつ、後に突然ローに落ちて倒れるみたいな感じが多いと思うのです.

そうじゃなくて、個々が各自のペースでゆっくり酔っ払う感じが必要ですね(何だそりゃ)。そうじゃなきゃ、いい酩酊顔にならない。

スロー・ライフならぬ「スロー酩酊」運動でも起こそうかな〜。

特に僕は仕事が酒場なので、酩酊した顔の人が楽しそうにホンワカしている光景が大好きなワケです。

やっぱり夜になったら素面よりは酔っ払いの方がいいな〜。自分もついつい飲みすぎてしまうことが多いからこう言わざるを得ないです。先日も・・・(冷汗)。

でも皆さん、酒場でつい酔っ払いすぎて、翌日「何かヤバいことやっちゃったかな〜?」とか「誰かに迷惑かけてないかな〜」とか記憶の糸を辿りながら、軽い鬱になったこととかありませんか?

記憶がないときほど心配になっちゃいますよね。
前日一緒に飲んだ人に確認の電話を入れちゃったりして。

はたまた、行きつけの店で隣り合わせた人やマスターにからんじゃったりとか。「もうあの店行けないや・・・」なんて。

気分重いですよね、そういう時って。

周りの人に迷惑をかけるほど酔っ払うのはやっぱりダメですよね。そこまで飲んだ自分にガッカリ、みたいな。

実際僕の店でも、結構飲まれて帰った方が店に長らくいらっしゃらなくなるコトとかやっぱりあるんですよ。
で、久しぶりに来店されて、「いや〜、前回酔っ払いすぎて迷惑かけちゃったから、自粛してたんだよね〜」とかおっしゃるワケです。

真面目な方なんですね。
多分飲まれた翌日、軽い鬱と自己嫌悪に落ちいってしまったのでしょう。

でも僕からすると、その方は大して酔っ払ってもいなければ、誰かに迷惑をかけたワケでもないんですよ。

本音を言わせてもらうと、勝手に反省とかしないで頂きたい。
逆に心配するわ、嫌われちゃったかな〜なんて。

もし店に迷惑かけちゃったかな〜と思うようなことがあったら、自粛するんじゃなくて、すぐ翌日にでもその店に行くことをオススメします。

そして一言「昨日はごめんなさい、ちょっと飲みすぎちゃった」って言っときゃいいんですよ。そして二日酔いの中、頑張ってレッドアイでも一杯飲んで綺麗に帰っていけばいいじゃないスか。

飲み屋の店主は毎日酔っ払いを相手にしてるんですから、笑って許してくれると思いますよ。

もし「もう来ないで」って言われたら自分とは縁がなかったって思えばいいだけです。大したことじゃない。

飲み屋にも相性があるから、星の数ほどある他のバーの中から自分にフィットする店を探せばいいじゃないですか。

ちなみにブレンでは、他のお客さんに迷惑だなと思ったら、その場で僕が「うっせんだよ」って優しく窘めてあげますから安心して酔っ払ってくださいね。


さて、sibuya B+2のパーティーがいよいよ近づいてきました!

皆さん、前売券は既に入手済みでしょうか?

おかげさまで既に多くの方から反響を頂いております、いぇ〜い。

各店にてご予約も受け付けておりますが、当日は前売券での入場が最もスムースと思われますので、是非今週中にでもフラッと渋谷にお出掛け頂き、B+2各店にて前売券をお求めください。

まだまだ絶賛発売中でーす!

ここで、今回のパーティーで僕がブッキングしたアーティストを紹介させてください。

フォーク、ロック、レゲエ、ブラジルを飲みこんだ温かい音楽を聴かせてくれるHands of Creationの小池龍平さんです!

かつて彼が結成したブラジル音楽アコースティック・トリオBophanaや、僕のフェイヴァリット・ビール、エビスのCMのナレーション等でご存知の方も多いことでしょう。

何を隠そう、彼と初めて出会ったのもレゲエが爆音で流れる明け方の某バーだったのでした。
そして話しているうちに僕がかつて働いていたバーの同僚とも親しいことが発覚、後にBar Blen blen blenでも素晴らしいライブを聴かせてくれました。

これまた飲み屋が繋いでくれた不思議な縁だと思っています。


今回はなんとソロ・アクト。先日の青山プラッサ・オンゼでのライブも大好評だったと聞きました。
今からスゲー楽しみです!

さあ、皆さん、今からカレンダーに3/8(日)は「B+2」って赤ペンで書いておいてくださいね!
なるべく早い時間のご入場をオススメいたしま〜す!

18:00スタート!!
posted by ベーマイストレス at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年02月22日

リンク

渋谷B+2のイベントの告知、ありがとうございます!


Hands of Creation 龍平の予定
http://twohands.exblog.jp/9338715/

moiのブログ〜日々のカフェ2
http://moicafe.blog61.fc2.com/blog-entry-641.html

中原仁のCOTIDIANO
http://blog.livedoor.jp/artenia/

Ypさんの日記(mixiです)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1088159300&owner_id=10154740

YamaBra会長の独り言
http://ameblo.jp/yamabra/entry-10201920931.html

気が向いたら書く日記 > Musica Brasileira(音楽) >
http://homepage.mac.com/t_ito/iblog/B1621016020/C76266960/E20090211012023/index.html

Tempo Bom Minha música favorita
http://tempobom.pokebras.jp/
posted by ベーマイストレス at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年02月10日

合コンとか婚活とか「私最近出会いがなくて」とか、あるいは3月8日のパーティに赤い何かを付けてくることについて

.jpg林 伸次 http://barbossa.com/index.html

 合コンって行ったことありますか?
 私はありません。プロフィールを見てもらえばわかるようにこんなブルーカラーの職場で誰かが合コンなんかに誘ってくれるわけなかったからです。

 バール・ボッサでは「合コン後の反省会」をやっている人たちをよく見かけます。その人たち(男性)に言わせると要するに「合コンなんかに来る女性はやっぱり良い人なんていない」のだそうです。で、「その合コンに行ってる俺達も要するに向こう側から見ればイケテナイ男達なんですよ」だそうです。

 そうなんですか?

 「林さん合コン行ったことないんですか?そんな感じですよね。あのー、合コンってこんな感じなんですよ」と彼らは教えてくれます。まず話題が退屈なんだそうです。「街で見かけたことある芸能人の話」とか「血液型の話」とかしちゃうらしいです。うーん、キツイですね。あるいはやっている仕事と出身地と今住んでいる場所の話をグルグル、グルグルひたすら話すそうです。「ええ!徳島出身?やっぱり阿波踊りとかするの?」、「ええ!永福町に住んでるの?私友達が浜田山に住んでるから大体わかるかも」、「職場は四谷?あの辺ってこういうおいしいパスタ屋がありますよね」といった感じです。うわー退屈です。申し訳ないけど「この話で2時間酒を飲め」と言われたら私は自信を持って逃げ出します。で、聞いた話によると「出身大学を聞きたいんだけどちょっと微妙すぎてなんかサークルの話とか学生時代に遊んでた場所とかで色々と想像したりとかですごく時間を浪費する」らしいです。うわー、これもキツイですね。ダメだ。合コンなんて参加しなくて良かったと今思います。

 あの、合コンでそういうプロフィール情報(出身地や大学や職業)はあらかじめ紙で渡しておいて、当日は一切その話はしない、なんて不可能なんでしょうか?

 じゃあどんな話題の合コンが良いのでしょうか?

 個人的には「好きな本」とか「好きな音楽」の話をすると一番その人がわかるんだけど、「林さん、そういう話って知識の格差があるからダメなんすよ」だそうです。

 じゃあこういうのはどうでしょうか?
 「もし一億円あったらどうする?」とか「タイムマシンがあったらどの時代に行きたい?」とか「もし総理大臣になったらどの法律を変える?」とか「もしあなたの人生が映画になったら自分の役はどの俳優にやってもらう?」とか「ある晴れた五月の日曜日にあなたは私をデートに誘います。さてそのデートはどんな内容にしますか?」とかといった質問をする。
 と提案したらこう言われました。「うーん、林さん、良いアイディアかもしれないんですけど、たぶんそれ実行してみたらイマヒトツだと思いますよ。いやホント、合コンって微妙な場所なんですよ」。

 じゃあ何故みんなはそんなにしてまで合コンに行くのか?
 「林さん、やっぱりもしかして今回はすごく良い出会いがあるかもってみんな期待して行っちゃうんですよ」だそうです。
 そうか、やっぱりみんな出会いたいんですね。

 ここで結婚について考えようと思います。
 私の結婚観はこうです。

 ある日、少年が少女に出会う(あるいは少女が少年に出会う)。
 
 少年は「なんて素敵な女性なんだろう」と思う。少女も「あら、とても理想的な男性だわ」と思う。 
 二人はお互いの「好きだ」という気持ちを伝えようと思うが、これが実は一方的な自分だけの片想いかもしれないと心配し、とりあえずこう声をかけてみる。「あの、昨日テレビを見ていたら市立動物園のワニに赤ちゃんが生まれたっていうニュースをやってたんです。ワニの赤ちゃんって見たことありますか?ええ、僕もワニの赤ちゃんって凶暴な感じなんだろうか、それとも可愛いんだろうかって考えていたんです。今度の日曜日一緒に見に行きませんか」

 そして二人の交際が始まる。二人は週末の夜を同じベッドで過ごし、色んな話をする。初恋のこと。兄弟(姉妹)のこと。転校した時の新しい教室の緊張した話。受験勉強の話。ちょっと変わった叔父さんの話。そして両親の話や自分の将来の夢の話。しかし月曜日になったら二人は職場や日常という現実世界に戻らなくてはならない。二人はもっともっと同じ時間を過ごしたいと考え始める。明日もあさっても、一週間後も5年後も一緒にいたいと思うようになり、そして出来ることならお互いがお爺さんやお婆さんになるまでいっしょにいたいな、と考え始める。

 そして二人は結婚し、家庭を持つ。

 というのが私の普通に考える「結婚」です。何か間違っていますか?

 しかし、今、婚活なんて言っている人たちにとって結婚観はこんな感じじゃないんですよね。そりゃやっぱり彼の年収が良いに決まってます。だって年収200万円の未来のないフリーターより年収1200万円のオシャレなマスコミ業界人が良いですよね。田舎で後継ぎしなきゃいけない長男より東京のお金持ちの次男が良いですよね。

 そんな婚活の彼、あるいは彼女達はみんなこう言います。
 「最近、出会いがないんですよね」。

 本当に出会いがないんでしょうか?
 あなたが住んでいる場所は東北(すいません四国出身者の偏見です)の山奥のお隣が5キロ先とかいう場所ですか?
 いやいや出会っているでしょ、色んな人と毎日。
 
 でも、それは「出会い」じゃないんですよね。
 そしてあなたは「合コン」でも出会えないんですよね。

 OK。わかりました。

 3月8日のパーティに恋人がいない人は赤い何かを見に付けてきてください。ブローチでも帽子でもマフラーでも、あるいは赤いシャツでも何でも良いです。で、演奏とかDJとかやっている時に好みの人が赤い何かをつけていたらドンドン声をかけてください。何?そんなナンパなんて出来ない?じゃあ、パーティ会場で私(林)を見かけたら声をかけてください。「あの赤い帽子をかぶっている背の高い男性、ちょっと好みなんですけど紹介してください」。私、林は動きますよ。あなたの未来のために。

 でもホントに赤いのを付けていって、それが自分だけだったりしたらかなりバカじゃない、と疑問に思っている人もいるかも知れません。大丈夫です。もう何十人かには確実に「赤いので来る」と確約をとっています。ちなみにDJで出演していただく中村智昭さんも赤いシャツで来ます。下着も赤だそうです。「でも…」と言う方、そこがあなたの人生の分かれ目です。赤いので来た人だけがいつものように「勝ちの人生」を送ります。そして恥ずかしがったあなたはいつものように「負けの人生」へと向かうわけです。

 3月8日は恋をしましょう!
posted by ベーマイストレス at 13:09| Comment(0) | ブログ

2009年02月09日

リンク

渋谷B+2のイベントの告知、ありがとうございます!
(他でも見つけたらリンクしますので教えてくださいね)


cafe vivement dimanche公式ブログ
http://cvdois.exblog.jp/10833947/

中島ノブユキ「Daily Life」
http://nobuyukinakajima.com/daily/

空腹×デザイン
http://off.on.coocan.jp/kufuku/

太田美帆 Miho's diary
http://otamiho.jugem.jp/?month=200901

Blog Samba Nova
http://www.nrt.jp/blog/

ナチュライズマネージメント
http://www.naturalize.jp/cp-bin/news/

中村智昭 All The Best To You
http://www.musicaanossa.com/nakamura/html/schedule.htm
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2009年02月06日

ヴィニシウス〜愛とボサノヴァの日々〜

barquinho ヒガシノリュウイチロウ http://barquinho.biz/

 いよいよB+2のイベントが1ヶ月後に迫ってきましたよ!(3/8開催)。この日の18時〜24時はスケジュールを空けておいてくださいね。前売券もB+2各店で絶賛発売中です。

000804.jpg

 さて、昨年はボサノヴァ誕生50周年ということで、映画『ディス・イズ・ボサノヴァ』が公開され話題になりましたが、今年はボサノヴァの重要人物が多数関わった映画『黒いオルフェ』の公開&カンヌ映画祭グランプリ受賞50周年なんですね。そこに合わせてきたのかどうかはわかりませんが、『黒いオルフェ』の生みの親であり、ボサノヴァの偉大なる詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライスをテーマとした映画『ヴィニシウス〜愛とボサノヴァの日々〜』が4月に公開されます。昨日その試写会に行ってきたので、ここで簡単にその感想を書いてみます。
 この映画は2006年に「第3回スペイン・ラテンアメリカ映画祭」で上映されたことがあり、観た人から「本人が出てくる場面は少なく、資料を元にしたドキュメンタリーみたいなものだよ」という話を聞いていたので、過度な期待をせずに観に行ったというのが正直なところ。しかし、実際に観てみると観どころが満載で、この手の映画にしては長尺の2時間強という上映時間なのに、全く退屈することなく楽しめました
 映画はカミーラ・モルガードとヒカルド・ブラという二人の俳優とヴィニシウスの曲を演奏するミュージシャン達による架空のステージ、ヴィニシウスと直接・間接的に関わった人たちのインタビュー・シーン、そしてヴィニシウス本人及びジョビンなどの貴重な映像が折り重なりながら進んでいくのですが、随所に登場人物達の演奏シーンがあり、そのどれもが素晴らしく目が釘付けになります。大物で言うと、シコ・ブアルキ、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、エドゥ・ロボらが皆ギター1本で弾語りします。なんとヴィニシウス自身の弾語りシーンもあり。個人的にはエドゥ・ロボによる「ビリンバウ」の、今まで聴いたことのないアレンジには驚愕。単に「ちょっとヴィニシウス&バーデンの曲を演奏してみました」的なテイストではないエドゥ・ロボの「ビリンバウ」になっているところはミュージシャンならずとも必見です。ステージ・シーンのアドリアーナ・カルカニョットと、前回林さんがお薦めしていたモニカ・サウマーゾの凛とした歌も素晴らしかった。他にも多数ミュージシャンやシンガーがヴィニシウス曲の演奏を繰り広げているので、もうそこを観るだけでもブラジル音楽ファンは元を取ったようなものです。サンバ好きにはゼカ・パゴヂーニョやマルチナーリアの歌も聴けることをお伝えしておきましょう。
 そしてB+2的視点で言えばやっぱり興味深いのが、ヴィニシウスとは切っても切れないお酒のエピソード。9回も結婚したというほど女性を愛したヴィニシウスが、女性と同じくらい愛したのがウィスキーなんですね。ヴィニシウス本人やシコ・ブアルキの証言で、いかにヴィニシウスがウィスキーを愛していたのかが、かなりの時間を使って語られます。ヴィニシウスの記録映像シーンにはジョニー・ウォーカーの瓶がありました。このブログでも以前ヴィニシウスとお酒について書きましたが、バーデン・パウエルと共作している時もウィスキーが手放せなかったみたいだし、ウィスキーが無かったらヴィニシウスの作品は全く違ったものになっていたのではと思うほどです。
 ヴィニシウスのことを、外交官を務め数カ国語が堪能で、外国の詩を原詩で読むインテリ詩人のイメージでとらえている人が多いと思いますが、この映画を観るとそんなイメージはふっとんで、人間ヴィニシウスの魅力に開眼すること請け合い。「イパネマの娘」のあの歌詞はやはりヴィニシウスにしか書けなかったことを実感できますよ。そうそう、映画の最後の最後にシコ・ブアルキ達がヴィニシウスの爆笑のエピソードを語るのですが、これは観るまでのお楽しみ!
 全てのブラジル音楽ファンに超オススメのこの映画は、4月に渋谷シアターTSUTAYA(旧Q−AXシネマ)で公開されます。そう、まさにB+2の3店の中心に位置する映画館ですので、映画鑑賞のあとはぜひB+2でゆったりと余韻にひたってください!

【B+2イベント情報】
3月8日のB+2イベントに出演するpecomboのプロフィールが到着しましたので、ここに掲載いたします。ヒガシノも飛び入りでpecomboに参加予定ですのでお楽しみに!

pecombo(ペコンボ) http://www.pecombo.jp/

 ペコ・りえ・わか・ハッチャンによるシャバダバ・ヴォーカル・グループ。ジャズやボサノヴァをベースに、世界の音楽をスパイスに、スタイリッシュで華やかに仕立てたサウンドは21世紀トウキョウ発ワールドワイド仕様。過去4枚のアルバムを発表、TV・CM・ラジオなどメディアで多数起用される。須永辰緒・Soil & "Pimp" Sessionsらプロデュース楽曲へのヴォーカル〜コーラス参加、EUでの楽曲リリース、NHK番組出演、シンガポールツアーなど、国内外を問わないハッピーでおしゃれなレコーディング・ライブ活動を繰り広げている。 東京ホマンチコ・タマンコブーコとレコーディングした楽曲が人気コンピCD「Tokyo Bossa Nova」に収録されるなど日本ブラジル音楽シーンとのつながりも深い。
 当日は中西文彦・古尾谷悠子・東野龍一郎各氏と共にQuarteto Em Cy楽曲を多数演奏予定。
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2009年01月29日

イベント出演者決定!

3月8日(日)のイベント出演者が遂に決定いたしました。前売り券もB+2の各店で販売を開始しましたので、どうぞご確認ください!

kakunin1.jpg

渋谷にある"B"を頭文字にした"B"rasil系の"B"ar3店舗
(bar bossa,Bar Blen blen blen,Barquinho)による合同イベント開催!

2009.3.8.sun
at SECO LOUNGE
open 18:00-24:00
Charge 当日 3000円:1d / 前売・予約 2500円:1d

Dj's
中原仁 堀内隆志 橋本徹 成田佳洋 中村智昭 宿口豪

Live
中島ノブユキ(Piano) + 北村聡(Bandoneon)+ 中村潤(Cello) + 畠山美由紀(Vocal)

Pecombo(ペコンボ):ペコ・りえ・わか・ハッチャン(Vocal+Chorus)
with 中西文彦(Guitar)・古尾谷悠子(Percussions) and R.H

小池龍平(Hands of Creation)

電話予約・問い合わせ
bar bossa : 03-5458-4185
Bar Blen blen blen : 03-3461-6533
Barquinho : 03-3476-3097
posted by ベーマイストレス at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2009年01月27日

ブラジル音楽の魅力

Bar Blen blen blen 宿口豪 http://www.blenblenblen.jp

あけましておめでとうございます〜。
おかげさまで1/23(金)で3周年でした。今年もブレンとB+2をよろしくお願いいたします。渋谷で遊ぼうぜ、いぇい!
3月8日(日)のパーチーの予定も空けといてネ。ヤバいぜ、いぇい!

林さんの話、興味深く読んじゃいました。ライトユーザーとヘヴィーユーザーねぇ・・・。

ブラジル音楽通がややこしい話をして云々、というのはまあ、しょうがないことなんじゃないすかねぇ。実際ややこしいもん、ブラジル音楽。
例えば貴方の周りにいる「ブラジル音楽」好きを思い出してみ、ややこしいヤツばっかでしょ?(うっそデース❤)
林さんが仰るとおり、「ブラジル音楽」の中にはさまざまなジャンルがあるから、ややこしいと思っちゃう初心者がいてもしょうがないなぁと思うんです。

日本で「ブラジル音楽」のイメージといえばボサノヴァかサンバだけだったワケで、未だにそう思っている方も多いワケですよね。
ジャズ、クラシック、SSWとかが好きでたどり着いた方たちが好む、アコースティックでやわらかくて、軽くゆれながら踊れて、おしゃれで・・・みたいなイメージの音楽。
はたまた打楽器やダンスの魅力にとりつかれて、浅草を最終目標に日々サンバの追求に切磋琢磨している方たち。
“ブラジル音楽ファン”というより“ボサノヴァ・ファン”、“サンバ・ファン”というべきかもしれないですね。
言うなればブラジル音楽ファンのマジョリティーですよ。

でも既にご存知のとおり、年々バイーア音楽やリオの新世代系、ヒップホップ、ロック、ファンキetc…たくさんの「現在進行形ブラジル音楽」が紹介され、CDも入ってくるようになりました。「これってホントにブラジルなの?」というようなサウンドもいっぱいありますよね。
そしてそんな音楽のファンがジワジワ増えてきてるんですね。僕もその中の1人なワケです。

これら全部を「ブラジル音楽」という括りで扱っているのですから、やっぱりややこしい、ということになってもしょうがないですよね。
全員同じ制服姿の高校生だけど、体育会系の人と文化部系の人と帰宅部の人が入り乱れてる感じ?
カフェで流れてそうな爽やかな音楽を期待して買ったCDがこんなのだったらそりゃビックリするわな。「このCD、イメージしてたものと全然違うんだけど!なんで?」という初心者に説明しようとすると、そりゃやっぱりややこしくなっちゃいますよ、音楽だけではない「ブラジル」そのものを語る必要性がでてきちゃったりして。

でもこのややこしさが、実は「ブラジル音楽」の最大の魅力なのではないでしょうかね。
「ブラジル」の中に様々なジャンルが存在し、そのどれもが型にハマらない独特の存在感を放っているんですね。「ブラジル音楽とはこうだ!」と、決して誰もが断定できない音楽というか(ロック聴いてなくてもカエターノ好きになれると信じてます)。
故に1つの音楽から芋づる式にアレやコレやと守備範囲が増えていってしまうんですよ。
そして誰もが中毒になってしまう。
ややこしくって大いに結構。そのややこしさゆえに、1度ハマるとなかなか抜け出せないんだな、コレが。

そして「ブラジル音楽」にハマると次第に「ブラジル」そのものに興味が行き、そしてまた新たなブラジル音楽にハマる。コレの繰り返しですよ。

だから敢えて言っちゃいますけど、やっぱりイイっすよ、ブラジル。
どんなジャンルからでもいいから「ブラジル音楽」に辿り着いて、結果「ブラジル」の魅力をたくさんの人と分かち合いたいなぁ、僕は。


でもまあ今回のライトユーザー云々というのは、特定の「ブラジル音楽」だけを聴いていたい人がいて、そういう方に余計なこと言って混乱させるな!っていう話なんですよね?


僕は文章にすると、なんだかんだ「ブラジル」を推しちゃうからやっぱ、ダメだこりゃ。ややこしさを受け入れろ〜、ミタイナ。

全国のライトユーザーの方々、スイマセン。それだけ好きなんです、ブラジルのイロイロが。ウザがらないで〜イジケないで〜。

だから直接店に来てください!喋るほうが手っ取り早いんで。
アナタの好きそうな音を一緒に探りましょう。他のジャンルからブラジルの入り口に立っているアナタ、いらっさ〜い(ボサノヴァ好きはBossaかBarquinhoに行くべし)!
あと、僕がDJをやるパーティーに遊びに来てください。初めての方にも伝わるようにいつも心がけてますから!

そしてCDをお探しの方。鎌倉のClaroや神楽坂の大洋レコードディスクユニオン新宿ラテン・ブラジルフロアなどでは、初心者の方でも必ずや好みの音を見つけられるハズ。気軽に相談できると思いますので、どうぞ足を運んでみてくださいね(って他者に振ってみる)。



でもちょっと苦言を呈しますと。

ブラジル行ったことないとか、ポル語分からないからとかってイジけんなって。イジける必要ゼロじゃね?別れた彼女が自分より先に彼氏つくってもイジけんだろ、そういう人は。プレイヤー・ヘイターだろ。

ブラジル行ったことない?俺なんか北海道も沖縄も行ったことねーよ!(ハイ、関係ないですね)。行けばハマれる音楽があるのは事実でしょうが、行かなくても、もしくは行ってないからこそ楽しめる音楽がいっぱいあるってば。ボサノヴァなんて東京にいるほうがよっぽど充実してるでしょ?CD/レコードもブラジルより豊富だし、少なくとも渋谷にはボサノヴァが聴けるバーが2軒もあるんだから!「ブラジル行けば全てがわかるのかよ」なんて発想しないで。

ポルトガル語?俺だってそんなにわかんねーよ、バカヤロー!でもブラジル音楽が好きだったらちょっと覚えるだけでも楽しいですよ。こんな素敵な本で軽くかじってみてはいかがですか?あとBlenや鎌倉のcafe vivement dimanche、西荻窪のCopo do diaで大人気、荒井めぐみ先生のポルトガル語講座も楽しく学べて遊べてオススメよん。




ハイ、失礼しました。

さて、ではそ〜んなややこしい「ブラジル音楽」ですが、その入り口をもっともっと身近にする方法はないのでしょうかねぇ・・・。
日本にはブラジル博士がいっぱいいますから、1度ハマれば環境はいいと思うのですが、まだまだ入り口は狭いのかもしれません。
「ブラジル音楽」の敷居を低くするためには、特に若者たちに届けるためには・・・。

その鍵はズバリ、ファッション性でしょ!ユースカルチャー足りうるか否か。
大体みんな最終的には音にハマるのでしょうが、入り口はファッションでしょ。B-boyやダンスホール好きの若者、ジャズが好きで(何故か)スーツにネクタイしている学生、ピアスだらけのパンクス小僧、マッシュルーム・カットのモッドな人たち・・・各ジャンルそれぞれなんとなく象徴的なファッションが想像できますよね。そして夜の遊び場たる日本のクラブには彼らの好きな音楽を爆音でかけるDJがいっぱいいます。

ところが「ブラジル音楽」はどうか。
英・米のクラブでムーヴメントがないのですから、日本でも難しいですよね(90年代前半に英国のクラブで流行った「ブラジル音楽」は、他国産を多く含む「ブラジル風」なフュージョンが中心でした)。ジャイルス・ピーターソンがアシェーをかける、とか絶対有り得ないぜ?

服装にしても典型的なブラジル人のファッション真似しても、間違いなくモテませんよ(何故ならブラジレイロはまず肉体ありきだから)。テーハ・サンバなんてPVで“DoG”なんプリントされたドルチェ&ガッバーナのパチモン着ちゃってるよ。

でも言っときますけど、ブラジルには日本人的にもビックリするようなおしゃれな店やクラブ、バー、洋服、雑貨、そして勿論音楽などいろんな要素がイーーッパイあるんですよ!
リオの中心部にあるラパと呼ばれる地区のバーとかライブ・ハウス、マジでヤバいよ、みんなスゲーおしゃれ。サンパウロにも「ここは代官山か?」と思っちゃうようなエリアもあるし。こんなブランドも日本に上陸してますよ〜!
はたまたバイーアでは、路上で巨大なスピーカーからブンブン低音が鳴ってたりしてヒリヒリするくらい刺激的。いわゆるブラジル音楽ファンより、ジャマイカ音楽ファンの方がバイーアには近いかもね。ブラック・ミュージック好きは間違いなくハマる要素がいっぱい!

そんな散らかったブラジルの素敵なパーツを“日本フィルター”に通して、少しでもわかりやすくライトユーザーや若者に届けらるようになれば、さらに楽しくなるかもしれませんね。倖田來未がアシェー歌う日が来るか!?

そういえば、これらのシャレオツ(すいません)な要素たっぷりのブラジリアン・パーティーと言えば!
じゃがじゃ〜ん、Samba-Novaですよ、皆さん!
かかってる音楽はサンバを始め、どれも純国産ブラジル音楽だぜ。
前回は青山Cayで開催、Spiral Recordとのコラボもありました、いいじゃん、いいじゃ〜ん。

そして毎年恒例のJ-WAVE [NOEVIR SAUDE! SAUDADE...] CARNAVAL2009ももうすぐだ〜!
今年も盛りだくさんな内容ですぜ。日本人が奏でる現在進行形ブラジルのリアルなサウンド!
ウンチク抜きにして、躍動する各地のブラジルの音を楽しめますよ〜!いぇい、いぇ〜い!


Blenでは引き続きプリミティブなブラジルのダイナミズムも、渋谷的にもオッケーな音も、両方ごっちゃまぜにして伝えていきたいと思っているので、気軽に遊びに来てくださいね〜!

長っ!
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2009年01月18日

carnaval2009

2月11日はサウージ・サウダージのカルナヴァルです。
みんなで騒ぎに行きましょう!
http://www.j-wave.co.jp/blog/saude/carnaval_2009/
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2009年01月09日

ボサノヴァとライトユーザーと日本のブラジル音楽事情、あるいはネット音楽の未来・1

BAR BOSSA 林伸次 http://barbossa.com/index.html

 先日、原口大助さんというDJをやっている人からこんな話を聞きました。
「ブラジル音楽ってすごく魅力的で、どんな音楽好きでも虜にする要素がたくさんあるのに、それを阻害している要因が二つあるんです。一つはライトユーザー(※)がブラジル音楽の入り口でいる時にブラジル音楽通が色々難しい話をしてブラジル音楽って結構ややこしいものなんだって思わせてしまうこと。もう一つは何でも試聴できるCD屋さんがないこと。この二つが今ひとつブラジル音楽が日本で広がらない理由だと思うんです」

(※)ライトユーザーという表現について、「なんかマーケティングとか広告業界みたいでイヤ」と感じる人がいるかもですが、じゃあ「ブラジル音楽初心者」というなんだか偉そうな上から目線の表現でいいのかどうか、いやそれよりも「いわゆる音楽好きで時々数ヶ月に一枚くらい何かブラジル音楽のCDを買う人たち」という感じを出したかったので「ライトユーザー」でいってみたいと思います。

 なるほど、です。

 一つ目からいきます。
 こういう弊害はどんな音楽ジャンルにもあることだと思います。特にジャズとかソウル業界で初心者に向かって「ええー、○○を聴かなきゃジャズの本質は理解できないよ」とかって言って、すごく良いヘビーユーザーになるはずだった人を追い返してしまったりするパターンです。
 しかし、ブラジル音楽のような自由そうに見えるジャンルで上のような弊害があったりするのでしょうか? 「ブラジル音楽なんてややこしいものじゃないんだから好きなもの聞けば良いじゃん」って感覚でみなさんライトユーザーに接しているはずですよね。でも当のライトユーザー側からすればなんだか居心地悪い感じがあるのかもしれないんですよね。今日は自分への反省も込めて「ブラジル音楽ライトユーザーをいかにヘビーユーザーへと引き込むか?」を裏テーマに考えてみたいと思います。


1.やっぱりブラジルに行かないとダメだよというパターン。
 もちろんブラジルに行くとわかることってたくさんあります。正直、ブラジル行きを悩んでいる人がいたら「あ、ホント、ブラジルって良いところですよ。ブラジルって行った人10人いたら、10人全員が『すごく良かった。すぐにでもまた行きたい』って思う場所ですよ。他にそんな国ってちょっとないですよ」なんて感じで私もよくすすめてしまうことがあります。でも普通ブラジルに行くってちょっと時間や経済的にも大変ですよね。
 そこでブラジル本国経験至上主義のようなものをライトユーザーの人は感じてしまっているようなのです。私たちがリオやサルヴァドールの思い出話なんかを楽しそうにしていると、ブラジル未経験者は「ああ良いなあ、僕も行ってみたいなあ」と感じる人がいる一方で「ふん、ブラジル行けば全てがわかるのかよ」ってすねている人もいるのです。

2.ポルトガル語のことをあーだこーだいうパターン。
 これは上と少し重なるのですが、ポルトガル語がわかるというのが偉いというムードがまずあるんですね。これまた英語圏以外の国の音楽を聴く場合は韓国映画でもフランス音楽でもどんなジャンルでもある難しさだと思います。あなたもみんなでブラジル音楽の話を楽しんでいた時に微妙な空気を感じたことはないですか? 「あの人はポル語を理解しているようだけどいったいどのくらいの実力なんだろう?」とか「あ、ポルトガル語の詩の良さの話になっちゃった。じゃあ私は全然わかんないからちょっと休憩」みたいな雰囲気です。しかしわかっているどうしだと「あ、カリオカ訛りだー!」とかってやっぱり言いたくなるし、そういうネタで盛り上がるのもすごく楽しいんですよね。
 しかし、です。例えばこんな状況って時々あります。あるライトユーザーが、「私、エリス・レジーナが好きなんですけど…」なんて言うと、「あれはヘジーナなんだよ」と誰かがチェックに入っちゃったりするんですね。うわ危険です。すると「いや、あれはレジーナと表記すべきだ」なんて誰かが反論します。で色んなことが争われ、本来一番話したかった「エリスの音楽の魅力」という話題が消えてしまって、そのライトユーザーさんが辟易するというわけです。みなさんお気をつけ下さい。
 このポルトガル語のカタカナ表記問題は、一時期、私個人は、色んなブラジル・ネイティブ経験日本人をつかまえては質問攻めにしていたので、一冊本が書けるくらい色んな気持ちがあるのですが、最近はもうその論争に加わるのはやめにして、中原仁さんのいうところの「カッコよければ良いじゃん。カッコ悪ければダサいじゃん」というスタイルをとることにしています。※みんなもうカタカナ表記の話は振らないでね。ついつい夢中になってしまうから…

3.ボサノヴァが好きというと「そこを入り口にして色んなブラジル音楽の魅力を知ってみて」と言って、色んなものを無理やりすすめるパターン。
 
 これも仕方ないといえば仕方ないですね。ブラジル音楽好きはどうしてもおせっかい的に「だったらこんなのも、さらにこんなのもあるんだよ、ブラジル音楽って豊かで広くて面白いでしょー」ってついつい言いたくなってしまうジャンルではあるんですよね。
 
 しかし、です。よく思うのですが、「ロック体験」をしていない人にはカエターノ・ヴェローゾは無理です。カエターノ・ヴェローゾという人はいくらサンバをやろうがボサノヴァをやろうが基本はロックというフィルターを通してのサンバでありボサノヴァなんですよね。それがまたカエターノの面白さでもあるのですが、「ロックが最高!」と感じていない人にはその良さは伝わらないんですね。詳しく言うと「ジミヘンのパープル・ヘイズを聴いて心が震えたり、高校の時にバンドをやって『イエーイ!』って言ったことがあったり、ロッキンオンに投稿したり」とかっていった経験がない人にはカエターノ・ヴェローゾはわかんないんです。同様に「R&B体験」をしていない人にはジョルジ・ベンは無理です。また「AOR体験」をしていない人にはイヴァン・リンスとジャヴァンは無理です。あと多くのライトユーザーがミルトン・ナシメントは「なんか宗教っぽくて気持ち悪い」と感じますし、「サンバにこそブラジル音楽の本質がある」というサンバ原理主義者の意見にもライトユーザーはちょっとひいてしまいます。おせっかい好きのブラジル音楽通のあなた、是非、ライトユーザーに上の音楽はすすめないで下さい。上くらいのアーティストはその人が興味があれば勝手に行き着きます。

 
 さて、さっきから「林ってばライトユーザーって言ってるけど、その人ってどんな人? いるの? そんな人」なんて感じている人もいるかもなので、いわゆるライトユーザーで「どんどんブラジルにはまってほしいタイプの人」のある典型パターンを描写してみます。
BAR BOSSAにはこういうお客さんがよくいます。昔、ピアノとかヴァイオリンを習っていたことがあって、音楽を聴くことは小さい頃から周りの誰よりも好きで、今でも時々タワーレコードに行って試聴して毎月5,6枚はCDを購入しています(あなたよりも買っていますよ、彼女は)。彼女は高校生の時にボウイのコピーバンドはやっていませんし、大学生の時に友人のクラブイベントにもいったことはありません。彼女のCD棚を見てみましょう。ドビュッシーやブラームス、スティーブ・キューンやジョニ・ミッチェルやケニー・バロンなんかのCDをたくさん持っています。モリコーネやルグランといった映画音楽のCDもあります。そしてもちろんボサノヴァが好きで最近はすごくたくさん買っています。でもボサノヴァは歴史が短いので主要なアルバムをいくつか買ってしまうとそこでネタがつきてしまうんですよね。そしてこういう人は「自分の確かな耳」を持っているので「ボサノヴァもどき」は絶対に気にいってくれません。
 こういう人が先日「私、ブラジルの最近のポップスってどうも苦手なんですね。それってダメなことなんでしょうか?」と私に質問したことがありました。よくよく聞いてみると、例えばジョイスとかマリーザ・モンチとかが良いと思えないんだそうです。うーん、彼女の事情、よくわかります。でも古いボサノヴァはある程度聞いてしまったので「なんか最近の音のボサノヴァ」を聴いてみたいんだそうです。こういう人には例えばワンダ・サーとセリア・ヴァスのアルバムエジソン&チタのアルバム、おもいきってトニーニョ・オルタやマリオ・アジネー、さらにおもいきってモニカ・サウマーゾやカルトーラなんかもすすめてみます。そこでなんとなく彼女の趣味をつかんでから、他のものもすすめてみるわけです。そう「無理して最近のブラジル音楽を理解しようなんて考えなくて結構ですよ。だってあなたは最近の日本やアメリカのポップ・ミュージックも好きじゃないですよね?」と伝えるわけです。

 さてさて、これを読んでいる人はライトユーザーもヘビーユーザーもそうじゃない人もたくさんいると思うのですが、そんな人たち全員にオススメなのがブロッサム・ディアリーのブラジル・アルバム、「ブロッサムズ・プラネット」です。アレンジはセザル・カマルゴ・マリアーノ。そうあの名盤「エリス&トム」のサウンドを創った人です。もしあなたがボサノヴァが好きで、もう少しブラジルを聞いてみようかななんて思っていて、そして、ちょっと自分で演奏なんかもしてみたいな、なんて考えてたりしていたら、是非これを手にとってみてください。たぶんブロッサムも私たちと同じように「ブラジル」が好きなのですが、彼女、全然自分を見失わずに「ブロッサムの世界」としてのブラジルを表現しています。素敵です。これを聞いている間、私たちは完全にブロッサムとブラジルに恋をします。


 長くなりすぎたので、二つ目の問題は次回に続きます。
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2009年01月06日

bar的BGM

536.jpg

barquinho ヒガシノリュウイチロウ http://barquinho.biz/

 みなさん、明けましておめでとうございます。今年もB+2をよろしくお願い致します。そして3月8日のB+2のイベントもぜひお楽しみに!

 さて、昨年はボサノヴァ50周年ということで、各所でいろいろなイベントが企画されたり、ジョアン・ジルベルトの来日が中止になったりと、いつになくボサノヴァにスポットが当たった一年だったと思います。(その中にbarquinhoが開店したり、HP「これがボサノヴァ」が10周年だったりというのも個人的にはありました)
 barquinhoはボサノヴァをテーマにしたお店なので、もちろんボサノヴァをかけることが多かったのですが、実際には前回のエントリーで豪さんが書いてくれているようにMPBもかなりの頻度でかけました。(まだオープンしたばかりなのにbarquinhoの音楽傾向を見抜いた豪さんは鋭い!)また、前々回、林さんがエントリーで書かれていた以下のくだり“「ボサノヴァ」なんてかったるいものはまるでこの世に存在しなかったかのように…”に衝撃を感じた人は多いと思いますが(笑)実際、僕もたまにそう思ってしまう時はあります。
 僕はボサノヴァ、MPBの主要なアーティストに対してはほとんど全てにリスペクトの感情を持っていますが、お店(bar)にハマルかハマラナイかに関しては別問題で、お店でよくかけるアーティストやアルバムがあるのに対して、一般的には著名なのにまったくかけない(かけにくい)アーティストやアルバムがあります。このあたりをすこし書いてみましょう。
 まず、ボサノヴァ・ファンの間では賛否両論の『ゲッツ/ジルベルト』。スタン・ゲッツのサックスに対して批判的な意見が多いこのアルバムは意外にbarにはまります。ゲッツのサックスが入ることにより、ジャジーな雰囲気が醸し出されて、お酒が進む空気が生まれるのです。また、ボサノヴァ・ファンの人がそうでない人と一緒に来られている時には良い話題提供アイテムになります。(ex.アストラッドは当時のジョアンの奥さんで、このアルバムで「イパネマの娘」を歌った事によって有名人になったとか、シングルはジョアンの歌が消されていたとか…)ジャジーな雰囲気が簡単にお洒落な雰囲気を作ってくれるという意味では、同じくジャズ系のサックス奏者ポール・ウインターとカルロス・リラの共演アルバム『ザ・サウンド・オブ・イパネマ』や、数多のジャズボサ系アルバムも使えます。ただし、同じジョアン・ジルベルトやカルロス・リラの作品でも、初期の音は少しジャズ度が低いというか、ボサノヴァ度が低く懐メロ感&牧歌的感が漂う気がするので、あまり手が伸びないのが正直なところ。
 女性ヴォーカルで最もよくかけるのは個人的な趣味もあってアストラッド・ジルベルトが断トツで、2位はワンダ・サー。サンバ・カンサォンの流れを感じさせるシルヴィア・テリスや、クラウデッチ・ソアーレス、ドリス・モンテイロなどはやはり若干懐メロ感が出てかけにくいです。
 ジョビンは70年代以降のオーケストレーションが多いもの、晩年のバンダ・ノヴァもの以外はお酒に合う気がします。あと著名なところでかけにくいなと思うのはバーデン・パウエル、トッキーニョ&ヴィニシウス、ルイス・ボンファ、クアルテート・エン・シーかなぁ。マルコス・ヴァーリはもちろんオッケーです。
 意外によくかけるのはエウミール・デオダートとジョアン・ドナート関係。お店が混んで来たら彼らの明るいサウンドや、70年代のジャヴァンやイヴァン・リンスの軽快なグルーヴが活躍してくれます。ミルトン・ナシメントは曲単位では上げてくれるものがあるものの、アルバムでかけると、とてつもなく暗い部分もあったりして危険(笑)もちろん個人的には大好きなんだけど。
 あと、おおまかなサウンドでいくと80年代以降のサウンドが全般的にちょっと厳しい気がします。以前リクエストを受けてかけたアドリアーナ・カルカニョットがあまりにもはまらなくて愕然とした覚えがあります。もちろん、新しい音でもアコースティック系のものはその限りではないのですが。
 今までかけていていちばん反応が良かったのが、エリス・レジーナの『essa mulher』。一曲目の「cai dentro」に耳を奪われた方から問い合わせを受ける事が多々ありました。
 と、まあ、好き勝手にいろいろ書いてきましたが、barquinhoではリクエストに可能な限りお応えしたいと思いますので、お気軽に「お酒を飲みながら○○が聴きたい!」と声をかけていただけたらと思います。昨晩も深夜にシモーネやナナ・カイミのリクエストをいただき、久々にまったりと良質なMPBをお客様といっしょに堪能させていただきましたよ。
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2008年12月25日

ひとり飲みのススメ@渋谷

Bar Blen blen blen 宿口 豪 http://www.blenblenblen.jp

いよいよ年末ですね。忘年会等々大勢でヤンヤヤンヤ飲む機会も多々あることかと思いますが、ここで皆さんに質問です。

ひとりで飲みに行く習慣がありますか?

僕の場合、「飲みに行く」ということは、大概「ひとりで飲みに行く」ことになります。
飲みに行くのは当然仕事が終わった後ですから、午前のアフター5になるワケで、そんな時間に誘える人なんているワケないんですけど(ホントは何人かいるんだけど)、そんなこと関係なくひとりで飲むのがイイんだよな〜。

ひとりでボケーっとカウンターに座ってるのも当然好きだが、隣り合わせた人と話すのもまた楽しい。偶然友人の友人に会うなんてのもザラにあるし、有名人が気さくに話しかけてきてくれたりしたことも何度もあります。

そう、ひとり飲みの楽しさの肝は“想定外”。
今の世の中って便利になりすぎて“想定外”なコトが起こりづらいですよね。たとえば新聞って自分が求めている記事とそれ以外の多くの情報が隣り合わせているから、想定外に様々な情報を入手できるけど、読んでない人増えてるみたいだし(僕は東京新聞とってます、オススメ!)。レコード・CD屋に出向けば、一か八かジャケ買いして思わぬ宝物が増えちゃったりするからイイんだけど、今はみんなネットで欲しいものだけ買ってるっぽいし。

酒を飲んで酔っ払いたいだけならそりゃぁ家で飲んだほうがいいですよ、安いもん。でもそれ以上の“何か”があるから、みんな飲み屋に飲みに行くワケですよ。そしてそれはひとりでも絶対楽しい!と僕は断言しま〜す。

「25歳過ぎたら、ひとりで飲みに行ける店が3軒は欲しいよな〜」が僕の口癖。大人のたしなみとして必要なんじゃないかなぁ、特に男は。口説いてる女性を連れていけるナジミの店がないなんて、いかがなものか?また、酒場で飲むという行為は数世紀も前からある大切な文化ですよ。酒場やカフェで人々は恋や未来、政治、思想を語りあってきたのですから。

とは言われてもドコへ行けばいいのやら・・・渋谷なんてコドモの街でしょ・・・なんて思っている貴方に僕のオススメをちらりと披露いたしましょう。渋谷にもいいバーがいっぱいあるんですよ〜。

“ある日のひとりハシゴ飲み(渋谷編)”
18:30 『鳥竹
    井の頭線改札の目の前。1階のカウンターでサッポロ・ラガーの大瓶をひとり傾けスタート、通称ひとり竹(自分で命名)。首肉、そりが好物。串がデカイので頼みすぎ注意。軽く腹ごなしして退店
20:00 「4」
    桜ヶ丘にある先輩のバー。とても珍しい酒を揃える良質音響バーで静かにちびちびラムを飲む。イカした内装をぼんやり眺めながら徐々に酔ってくる。
21:30 「国境の南
    東急本店前、箱根そばを左折してすぐ左のビル3F。ワールド・ミュージック好きには余りに有名。世界中の音楽が流れる中、行ったことのない国に思いを馳せながらビールに戻してグビグビ飲む。
22:30 「Millibar(ミリバール)
    東急本店前、煙草屋の3F。レゲエ、スカ、ロックステディーは勿論、ソウル、ラテン等が流れる音楽通には超有名、普通の人には超無名な名店。ファンキーなブラックミュージックについつい酒がすすむ。何を隠そう僕が店を出す直前まで7年間も働かせてもらったバーなのです。今度改めてじっくり紹介します。ていうか行って来い。
24:00 「宇田川Lovers Rock
東急ハンズの向かい側、ダンス・ミュージック・レコード隣。ユルい雰囲気とナイスなスタッフたち。イベントもやってます。カリビアンな雰囲気の中で焼酎をグビグビ。
25:00 「Barquinho
もう皆さんご存知ですね。ヒガシノさんオススメのMPBを聴きながら「あ〜ブラジル行きてぇ〜」とつぶやきウイスキーをちびっと舐める。
26:00 「Bar Bossa」(注)連れがいる場合のみ
    こちらも当然。ただし1人の方は入店お断りなので(林さんの美学に基づいた然るべき理由があるのです)、後日女性でも連れてってあげましょう。ワイングラスを傾けつつ「あ〜ブラジル行きて〜」と小声でつぶやく。 
27:00 「Sone Bar」
神山町、白洋社向かいのビル4F。六本木・玉椿でHouse Nation”という日本初のシカゴ・ハウス・パーティーでDJをやっていたソネさんが始めた店。旧知の常連たちと会話を楽しみつつも、そろそろ酩酊してくる。  
28:00 「Corja(コルジャ:ポル語で“フクロウ”の意)」
    旧山手通りデニーズ向かい。僕の友人が開いたばかりの喫茶&バー。腹ごしらえしつつ、とうとう酔ってチンバラーダ祭り始まる。

いかがでしょうか。どの店もグッド・ミュージック(鳥竹は無音)!ひとりでも入れます。これだけでも9軒ハシゴできますよ。いい店ばかりですので是非行ってみてください。

でもお気に入りの飲み屋を自分で探しあてるのもまた1つの楽しみです。是非自分だけの1軒を探してみてくださいね〜。

とはいいつつ、Bar Blen blen blenには必ず寄るように!そして飲むように!!

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2008年12月22日

ロンリーX’masナイト

blenで23日恋人がいない人はチャージがフリーだそうです。
ゴウさん、あいかわらず面白いこと考えますね。
http://blenblenblen.jp/blog/2008/12/xmas_1223.html
posted by ベーマイストレス at 14:53| Comment(1) | TrackBack(0) | ブログ

2008年12月10日

小室哲哉と中島ノブユキと伊藤ゴロー、あるいはモニカ・サウマーゾ

Monica_Salmaso.jpg

BAR BOSSA 林伸次 http://barbossa.com/

 正直、小室哲哉問題は全く興味なかったのですが、BAR BOSSAの場合、音楽業界のお客様が多いので自然とこの一ヶ月は小室ネタが多く話されました。
 話しのパターンは大体この三つだったような気がします。

1.音楽家の才能は枯渇する。あるいはアーティストは旬を過ぎるとまるで正月のクリスマスケーキのように不要な存在になる。
 これはみなさん中々自分達にも関係あることなのかかなりシビアに話されていました。友人のデザイナーに聞いた話しですが「デザイナーの寿命は30才説」というのがあるそうです。デザイン業界で時代の最先端を感じて作品に出来るのは30才までなんだそうです。その後は自分が築いたスタイルの再生産か大きい会社にして新しい才能を雇う立場になるかしかないのだそうです。小室哲哉も時代の流れにはついていけなかったという話しですね。

2.なんで色んなサイドビジネスからは手を引き、毎年1億円の印税生活で地味ながらも楽しい隠居生活を選ばなかったんだろう?という疑問の話題です。
 これまたみなさんリアルなネタのようです。一度高い収入を経験してしまうと以前の金銭感覚には戻れないと感じるのが実情のようです。かつ収入はいくら増えてもやっぱり足りないと感じるのだそうです。よくフリーや経営者同士で話すネタに「いったい年収いくらになるともうこれでOKと感じるんだろう」というのがあります。だいたいみなさん「年収3千万円くらいじゃないかな」とかって言うのですが、でもたぶん3千万円に慣れるとまた足りないって感じるんですよね。たぶん。

3.金銭的に成功すると胡散臭い人種がドンドン集まりだす。という話しです。
 これもわかりますよね。私が色んな成功者をカウンターの中から見ていていつも思うのは、「まわりにイエスマンだけ集めているお山の大将タイプはいつかダメになってしまうんだな」ということです。「おまえ最近調子に乗りすぎだよ。そんなんだといつか足元をすくわれるよ」って助言してくれる本当の友人というのが必要ですよね。

 こんな話しの中、ひとつ他とは違う「輝いた意見」を言った人がいました。その人は沢渡英一というピアニスト(前回のロハスに出演していました。興味ある方はBAR BOSSAにデモCDあります)なのですが、こんな意見でした。「小室哲哉は今まで『ああ自分はなんて美しい音楽を創ったんだろう』っていう経験がなかったんじゃないでしょうかね」。彼が言うには「自分はこんな美しい音楽を創ったんだ」という経験があれば「お金や世間的な成功のためだけに音楽を作り続ける」なんてことはなく「別に売れなくても評価されなくても自分の満足のためだけに音楽を創り続けることが出来る」のだそうです。なるほどです。いったい何のために音楽を創るのかという核心の話しですね。

 お客様達とこんな話しをしていて思い出したのは花井雅保さんというUnique the Radioのディレクターをやっている人が何かとあれば口にするあの言葉でした。「僕がアメリカで師匠に教わったのは『ミュージック・ビジネスというのは本来スモール・ビジネスなんだ』ってことなんですよね」。そう、音楽ビジネスが大きくなり過ぎたから色んな歪みが生まれたんですよね。私はこう思います。これからの時代は大ヒットCDなんかが出なくなりますよね。すると音楽そのものにはあまり興味がないのに「お金になりそう」という気持ちだけで群がっていたエセ音楽業界の人達が自然にいなくなっていきます。で、残るのは「本当に音楽が好きで演奏したい人」、「その音楽に惚れ込んで世の中に紹介したいなと純粋に思う人」といったタイプの人達だけになるんです。今は変革期なので、みなさん様々な戸惑いがあるとは思うのですが、もちろんいつの時代になっても「音楽は必要とされる」ので今度こそ幸せなミュージシャンとリスナーの関係が成立するような気がします。

 そういう気持ちで動いている音楽家が東京にはたくさんいます。中でも私が好んでひいきにしているのは中島ノブユキ伊藤ゴロー周辺のシーンです。このシーンは何故か誰も名前をつけません。もしかして「名前がつくというのは大量消費の対象になる」ということなので、逆にこのシーンが「名前をつけられるのを拒んでいる」のかもしれません。このシーンのミュージシャン達の特徴はまず「演奏能力が高い」です。70年代のパンク以降、ヒップ・ホップも含めて「音楽はアイディアとセンスがあれば演奏なんて上手くなくてもOK」というのがひとつの流れだったと思うのですが、CD(スタジオで録音されパッケージされた音楽)がなくなりそうな今、急激に「演奏能力」が求められているような気がします。さらに、このシーンのミュージシャンのもうひとつの特徴は「クラシックやジャズ、ロックやデジタル音楽、ブラジル音楽なんかももちろんすべてを通過してきた上で、現在の21世紀の東京で演奏すべき音楽はどういうものか?」と常に歴史の中に自分達の音楽を位置付けていることです。

 さて、やっとこれからが本題なのですが、ブラジルにもそんな特徴を持った音楽シーンがあります。それはリオでもバイーアでもない、サンパウロ周辺のシーンです。ここであえてエドゥアルド・グジン周辺とかパウ・ブラジル周辺と言わなかったのは、このシーンも東京の中島ノブユキや伊藤ゴロー周辺のシーン同様にひとつの大きな流れではなく、それぞれのアーティストが各自に個性的な演奏活動をしていて、たまたまそれらが同じシーンに存在するように見えるだけで、結局は個性的なアーティストが同時代に存在しているだけだということを表現したかったのです。
 
 例えばパウロ・ベリナッチというギタリストがいます。私はこの人のガロート集を阿部浩二さんからカフェ・モイの奥様経由で知ったのですが、このアルバムはギター音楽に興味がある人は是非聴いてみて下さい。「ボサノヴァ」なんてかったるいものはまるでこの世に存在しなかったかのように、1950年代のリオと現代のサンパウロ(世界標準の音楽)の間を自由に行き来します。

 ネルソン・アイイリスもこのシーンではキー・パーソンです。この人、良いピアニストなのに、どうしても世代の問題なのかジャズ癖があるので、ブラジル音楽マニアに軽視されがちですが、どうしてどうして、良い作品をたくさん残しています。で、ネルソンの良い演奏何かないかなとYouTubeで検索していたらなんとデボラ・グルジェルと演奏しているのが見つかりました。このデボラはダニ・グル
ジェル
(大洋レコードで紹介してもらいました)のアルバムでピアノを弾いているのですが、たぶんダニのお姉さんなのでしょう。このアルバムのどこかホドルフォ・ストロエテール仕事に通じるカチッとまとまった感じはそういう理由だったんですね。

 さて、誰も話題にしないトニーニョ・フェハグッチ(フェラグッティ?)も大注目の人です。この人はトリオ202でかなり重要な演奏を聴かせてくれますが、みなさんにとって印象的なのはマルシア・ロペスの「LP」の一曲目、「ミニャ・ノッサ・セニョーラ(ファッチマ・ゲジス !)」のホベルト・シオンの後を受けるあの演奏ではないでしょうか。で、YouTubeでこんな映像を見つけてしまいました。これテコ・カルドーゾとモニカ・サウマーゾとトニーニョ・フェハグッチですよ。こんな豪華なメンツがなんだか小さい箱で、それもすごく頭でっかちな音楽(良い意味で使ってます)を演奏しています。こういう感じ、BAR BOSSAでの中島ノブユキの24のプレリュードとフーガの空気感と通じるものもあり、私はかなり好きです。

 というわけでモニカ・サウマーゾです。この人、間違いなく今のブラジルで一番の女性歌手です(もちろん個人的な意見です)。バーデン&ヴィニシウス集とかシコ・ブアルキ集といった渋いアルバムばかり発表しちゃう彼女ですが、このまま放っておくとミルトン・ナシメント集とかP.C.ピニェイロ集といったますます地味な内容のアルバムを作りそうで怖いです。そこで提案です。必殺の日本主導で彼女にジョビン集を歌ってもらえませんでしょうか。イパネマとかワン・ノートは入れなくていいです。リジアとかサビア、あるいはジマイス(アナ・カランのヴァージョン参考)とかルシアーナ(オリヴィア・バイントンのヴァージョン参考)あたりをパウロ・ベリナッチのギターやトニーニョ・フェハグッチのアコーディオンで聴いてみたいものです。その際、テコ・カルドーゾには「吹き過ぎないように」、ネルソン・アイリスには「弾き過ぎないように」、ホドルフォ・ストロエテールには「音を詰め込み過ぎないように」と注文を忘れないで下さい(偉そうですね…)。

 そしてもうひとつ提案です。このサンパウロのシーンのコンピCDを誰か作ってもらえませんでしょうか。もちろん日本人得意の作りっぱなしコンピではなく、現地のミュージシャン達にちゃんとインタビューもして普段はどんな場所で演奏しているのかとか「サンパウロに来たらこのライブハウスやバーなんかがオススメだよ」とか「本当はこういう音楽も好きなんだよ」なんて情報も盛り込むのです。タイトルは「SAMPA NOVA」。すいません、冗談です。で、また個人的なお願いですが、もしこのコンピが制作されることになったら、是非エドゥアルド・グジンの「アヌンシオ・クラシフィカード」を収録してもらえませんでしょうか。この曲、ヤング・グループとかTHE TWO & THREE で活躍している土信田有宏といつも「名曲だよね」って盛り上がっているんです。

 いやー、音楽ネタになると、どうしても長くなり過ぎてしまいますね。
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2008年12月09日

ジョアン・ジルベルトのチケット完売しました。

12月1日にbarquinhoで募集しておりましたジョアン・ジルベルトのチケットですが、引取先が決まりました。ありがとうございました。
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2008年12月04日

12/6(土)はSamba Nova

12月6日は青山Cayでサンバ・ノヴァのイベントがあります。
blenゴウさんもDJで参加しています。
http://www.nrt.jp/blog/
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2008年12月01日

1971年のジュークボックス

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barquinho ヒガシノリュウイチロウ http://barquinho.biz/

前回の豪さんの歌謡曲のお話を受けて、僕も70年代初頭の歌謡曲について書いてみます。

 60年代のボサノヴァやロック&ポップス、ソウルのサウンドはもちろん大好きなのですが、70年代初期のサウンドにはなぜか個人的に魅かれるものがあるのです。例えばどんなものかというと、変な例えで申し訳ないですが尾崎紀世彦の「また逢う日まで」的なサウンドです。具体的な特徴で言えば、細かく動くベースライン、レイドバックしたドラム、ホーンセクションやストリングスを含んだスケールの大きいアレンジなどなど。70年代初頭にはこのタイプのサウンドの曲が沢山ありましたね。いちばん有名なのがマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」かな。チャールズ・ブロンソンが出ていたマンダムのCMで有名な、ジェリー・ウォーレスの「男の世界」なんかもそんな感じ。ブラジルもので言えばマルコス・ヴァーリの「オ・カフォーナ」や、同じくマルコスの曲をエリス・レジーナが歌った「ブラック・イズ・ビューティフル」、イヴァン・リンスの「アゴーラ」、エヴィーニャが歌うホベルト・カルロスの「コモ・ヴァイ・ヴォセ」(エヴィーニャは前出の「アゴーラ」も歌っている)などなど。
 さて、なんで自分はこの当時のサウンドが好きなのかなと考えたとき、ふと思いつくことがあったのです。この文章を書こうと「また逢う日まで」をWikipediaで調べてみたら1971年のヒット曲と書いてありました。そこで、またWikipediaで「1971年の音楽」で検索して、はたと気付いたのですね。ああ、自分の好きな歌謡曲は1971年のものが多いと。それは何故かというと、僕はこの年おそらくかなりの頻度で1971年のヒット曲を聴いていたからなのです。個人的な事になりますが、1971年の、僕が小学校1年生の頃、うちの家は大阪のある街で1年ほど喫茶店をやっていたことがあって、そこには1台のジュークボックスが置いてあったのです。ジュークボックスを知らない世代の人のために説明すると、45rpmのドーナツ盤(シングル)がいっぱい入った機械で、お客さんがコインを入れて自分の好きな曲をリクエストしてお店でかけることができるというものです。その当時僕は小学校1年生で、学校の授業も早めに終わるため、家に帰ると店でミックス・ジュースやクリーム・ソーダを飲んでいることが多かったのですが、そんな時、店のジュークボックスではきっと、当時のヒット曲が頻繁にかかっていたのだと思うのです。Wikipediaによると「また逢う日まで」は1971年に大ヒットしており、その年のレコード大賞と歌謡大賞両方を受賞しているのですね。きっと、「また逢う日まで」は店のジュークボックスでは超ヘヴィー・ローテーションでかかっていたことでしょう。かくして、僕の耳には「また逢う日まで」のサウンドが刷り込まれ、それに似たサウンドにいまだに反応してしまうのではないでしょうか。蛇足ですが、1971年の曲でいまだによく聴いたと印象に残っているのは、ヘドバとダビデ「ナオミの夢」、渚ゆうこ「京都慕情」、欧陽菲菲「雨の御堂筋」、アダモ「雪が降る」、平山三紀「真夏の出来事」、加藤和彦と北山修「あの素晴らしい愛をもう一度」、ミッシェル・ポルナレフ「シェリーにくちづけ」など。しかし、こんな37年も前の事が瞬時に調べられてしまい、しかもYouTubeなどで、画像付きで鑑賞できるインターネットって、改めてスゴイと思ってしまいます。ある意味インターネットってタイムマシーンに匹敵する大発明ですね。
posted by ベーマイストレス at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ